金曜日, 4月 30, 2010

Twitter 一考 再々

昨夜 帰らなかったのは突然部屋が静かになったから。
猫の鬱は変わらず眠っている。
連休前の飛び平日はローテンポに慌ただしい。
Twitter の呟きばかりで最近ブログを書いていないと指摘を頂いたけれど、おそらくTwitter が原因ではなく、手が伸びなかっただけ。瞬時の呟きと腰を据えて書くブログは異なり、住み分けは濃く現れてくる。改めて Twitter はタイムラインという呟きの川を眺めるものだと思う。作品と言葉の関係などをフォローし合う状況が続いても、どこかではお酒が美味しいとの騒ぎが聴こえてくるのは実際の人々の営みであるから。Secand Life ほど生活と解離せず、mixi ほど執着依存しない。2ちゃんねるの裏世界気質ではなく、嘘をつくと面白さは半減するところ。
大きな負荷無く、目前にあるものを書くことに務められる効果は大きい。
そんな印象でいまの流行にいる。

木曜日, 4月 29, 2010

トロ火でも消えず

山岡食堂でゲーム大会。「ストリートファイターⅣ」、「鉄拳6」「ソウルキャリバーⅣ」という連続コンボ。見た目は似ているが、駆け引きの方法は住み分けされているので個々に強い者が別れて面白い。ボコボコにされて悔しい気分も住み分けされてくる気がする。自分はこのゲーム苦手じゃないからという心理で。ゲームは冷静になると醒めるが、頭がお熱だとうまくなれない。その火に沸かされ続けられるかどうかが面白いかどうかなんだろうなと思う。帰りの自転車でクールダウン。朝か。

水曜日, 4月 28, 2010

伝説になる瞬間は

タイからのゲスト8名来襲のよーに。8人って導かれし者たちじゃん!って、少数にしか分かってもらえないが、しかし勇者あり戦士ありのパーティだった。八剣店徳重店で迎え撃つのもパーティ。
今日は天気が良くようやく温かくなってきた。窓を開けて濃いコーヒーを煎れ、一日を味わう。
勇者の前に新しい顔ぶれへの歓迎会もあって伝説の下積みだった。夜は酔いつぶれる者もいて、気付いたら寝ていた。伝説になる瞬間は旧来の話が交錯される抽出であって、根っこはいるがネタであってもいけない。

火曜日, 4月 27, 2010

抜糸と伝説

抜歯して縫った分の抜糸。レジで 150円と言われて嬉しい。
歯医者を出ると、階下にて居酒屋「八剣伝」の西春店が新しく作られているではないか。
ほぼ毎週のように利用している徳重店に、西春店の伝説が追加されるぞ!と、Tweet したくなったけれど、なんか恥ずかしくなってやめた。
画家のNさんに話したら僕以上に興奮して聞いてくれたのが嬉しかった。
呑んだ後にちゃんと歯を磨くようになりそう。治療後の宴は難しそう。そういう意味で歯医者のほうが上にある構造がフィットする。

月曜日, 4月 26, 2010

ノイズは収縮ではなく広がりであってほしい

Experiments in Art and Technology、こと E.A.T の「9 Evenings」のビデオ「Open Score」と「Variations VII」を見た。
1966年。ニューヨーク。アーティストの発想とエンジニアの実現の理想的な融合の場。実験が有意義であろうとする強靭さに溢れている。硬質な起こり方を自由に捉える観客の存在も画面は捉えていた。
ノイズは収縮ではなく広がりであってほしい。

http://www.9evenings.org/

日曜日, 4月 25, 2010

エピローグ&ネクスト

キンコーズで写真集の表紙を直してもらう。それを待って、バーベキューの会へ行く。気付けば四月は終わりかけ。
メールや Twitter で、今年も「ア"ーッ!ラジオ」をするんですよねという問いを受け、そうですと返す。秋に向けて、自分の仕事も含めて充実したものに。
次はイニシャルより奥の私たちに至れるよう。

土曜日, 4月 24, 2010

湯治の気分で

G氏無事に発つ。
見送った我々は寝惚けたまま帰った。
電車から海が見える。
彼も飛行機の中で寝ているだろう。

銭湯が開店すると同時に行って、男湯に一人入る。
G氏と皆とで行った銭湯は先週の空港のも含めて確か、三つか四つは行った。
湯治の気分で気持ちよく行けそう。
それから湯上がりを待って。


金曜日, 4月 23, 2010

自分も一緒に旅行しているみたいだったよ

再度のG氏送別会。また山田写真に行った。彼が撮ったフィルムは合計幾つになったんだろう。

デジカメでは得られないものがあり、写真の在り方があった。
彼を囲んでの友人達は、彼による繋がりで久々の再会や、初めての顔ぶれだった。
そういう意味では僕らも観光のように違った角度から生活を見る日々だった。

写真屋のおやじさんは彼のフィルムを現像するなかで、自分も一緒に旅行しているみたいだったよと笑った。

木曜日, 4月 22, 2010

無力なときには

午前中の歯医者で抜歯。自らの不摂生を律せよ。麻酔の注射は痛いのではなく、異物が咥内に刺さっているという感触が気持ち悪い。歳をとっても歯医者が苦手なのは変わらないけど、苦手な要素は少しずつ変わっている。
無事に終えるが、それ以降、頭痛と少々の発熱。一日中安静にして下さいという歯科助手のお姉さんの言葉に従おう。

G氏の帰国は、昨日にまた空港の会社カウンターへ直接交渉に行ったおかげで明後日早朝となった。いま思うと、噴火の日当日に 23日と言われた予約をしておけば良かったのだが、あのときはとても遠くに思えたのだから仕方ない。成田空港では空港で足止めの観光客が寝泊まりしている辛い状況らしい。無理に乗らなくて良かった。一人だったら血迷った判断をする場合もあるだろう。皆がいてくれて良かったと言われ、僕も海外でこんな目にあったらどうしたものかと話す。

就寝前、「Mein Kätzchen Sebastian」(著, Elonore Schmid/1978)をG氏に読んでもらう。
ふらふらする頭に独語が響いた。

水曜日, 4月 21, 2010

海外での映画

昨晩、「東京画」(監督, Wim Wenders/1985)をG氏と途中まで見た。
その語りと映像の絡みは秀逸で実に味わい深い。

今日はG氏にあげる映画のダビングをしている傍ら、猫の鬱がずっと寝ていた。
寝るのが仕事さ猫の鬱。
「A」と「A2」(監督, 森達也/1997、2001)は、独で手に入れられないだろう。
時間の限られた海外旅行の出先で映画を見るというのはなかなかできないように思う。それが仕事でもない限り。ずっと寝ているのも勿体ない。

蛇足。僕はマトリックス3 を米の片田舎の映画館で見たことがある。真面目なシーンで小馬鹿にした笑いが客席から起こっていた。英語は分からなかったけれど内容は分かった。

火曜日, 4月 20, 2010

スカイプラブ

「テレフォンラブ」じゃなくって「スカイプラブ」だよ。
恋人たちの必需品。
ケータイよりもそこに居ると思える。
口先じゃなくて言葉があるよ。
涙か何かで寝る前に。

http://www.youtube.com/watch?v=np_7uoT9CP8&feature=related

月曜日, 4月 19, 2010

何も分からないから何も言えない

起きた君は何故に泣いていたのか。
諍いを超えて僕は行くしかなく、耳鼻科でも皮膚科でも歯医者でも行く所存だ。

「Sound of silence」(詞, 曲, Paul Simon/1965)が時に響く。
帰って美味しいものを食べたい。猫の鬱が寝る食卓で。
何も分からないから何も言えないけど、いまは諦めることなく時を待て。

http://www.youtube.com/watch?v=eZGWQauQOAQ&playnext_from=TL&videos=-GPW4yhyGPg

日曜日, 4月 18, 2010

ロスタイムな犬山

ウェィティングの二日間は空しく過ぎた。そもそも空港自体が復活していないので、予約も何もできない。待つ乗客が増えるだけ。観光などの方はキャンセルも多いだろうと航空会社は言うが、G氏のように帰りの便である状況では辛い。スカイプアウトで独の会社へ電話し直接交渉。ウェィティングを一週間かけてもらう。

二日目の夕方に犬山へ行った。犬山城の周りは四時には閉まってしまうようで、閑散としていて寂しかった。まだ明るいのに、見るしかできないのは仕方ない。一昨日のお別れ会のときに余った缶ビールを見晴らしのいいところで飲んだ。会の夜に、冷凍庫へ入れっぱなしだったこのビールはしっかり凍ってしまっていたので、出して解凍しておいたら、今度は近くに置いてあった料理本をずぶ濡れにさせてしまっていた。缶の変形は破裂寸前で助かった。味もそんなに変わっていないように思えた。

キワマリ荘で行われていた「wake up!」展を閉館間際に見る。長尾明さんの作品が妙に恍惚めいた暗い光に包まれていた。途中の古書店が壁の両面本棚という味わいで、G氏は写真を撮り続けた。
夜はYさん宅で夕食会。スカイプで独にいるS氏らと話す。向こうに留学した日本人女性はモテるという話を連呼し過ぎて、少々喧嘩。

土曜日, 4月 17, 2010

ロスタイムな岐阜

ロスタイムでも貪欲に楽しまなきゃと、G氏を誘い皆で岐阜へ行く。
レンタサイクルを借りて、岐阜大仏を見たり、金華山の馬ノ背に上ったり。

岐阜駅の opus というカフェラウンジでのクラブイベントへ行く。Mさんが売り子をやっていてキラキラしていた。ブレーメンにもこんなところがあったと話す。確かオーナーが元テレビタレントで現詩人とかいうところ。ひとつだけ違うのは瓶ビールがアサヒかベックスだ。

金曜日, 4月 16, 2010

兎に角 行くしかないだろう

何時に寝てしまったか覚えていない。目を覚ますと、皆がたいへんだと騒いでいる。
いきなり緊急モードで起きる自分は、兎に角 行くしかないだろうと言いながらネットを引く。
アイスランドの噴火で飛行機が飛ばないようだという知らせ。
お別れ会から先に帰った友人から携帯メールで入った。ネットではよく分からないし、航空会社へ電話しても出ない。どちらにしろ出発の時刻は迫ってくるから、空港へ行くしかない。

急行で向かう。ロビーに客は少なく、嵐の前の静けさのようだった。
やはり、便は飛ばない。中部国際空港から成田に飛び、成田から独へのフライトチケットで、成田からフランクフルトが飛ばない。成田までは行けるが、乗り始めてしまうと8日以内で無効化してしまうと聞く。それにあてのない成田泊まりになるのは確実だ。ここは乗らずに、予約をし直すしかない。予約は電話でと言われ、電話予約がはじまる朝八時を待つ。フライトデッキに出ると飛び立っていくのが居るので焦るが、あれはそっち行きではない。トヨタ製の一人乗り電動マシンに警備が乗って回っていた。エンジンは無音で危ないためか、ピコピコ鳴らしながら来る。風が寒い。八時になったのでそこから電話をかける。一向に出ない。オペレーターに繋がる前に切断されるときもあった。どうしてそこにカウンターがあるのに、電話でしか駄目なんじゃい!と自分は言い、再度カウンターへ詰め寄る。
全く見通しが立たないと言われ、予約自体が空いているのは 23日と言われる。それでは困るので、土日にウェイティングリストをかけてもらう。仕方ない。もうすることは無くなった。

せっかくだからと空港内にある銭湯に入った。ここが出来たときに、飛行機が飛び立つのを見ながらひとっ風呂浴びれるというのが売りだったように思うけど、そこまで飛行機が近い作りでも無かった。露天風呂から見えると面白いのにと思いつつ、小一時間そこで過ごした。
まぁ仕方ないさという表情でそのときは皆 笑っていた。

空港から戻ってきて一日がはじまると、じょじょに事の大きさが見えて来た。フランクフルトだけではなく、欧州の空港が全て飛べない状況になっていて、世界中で一万七千便が欠航だという。

木曜日, 4月 15, 2010

それではいってきますと聴こえ

キュウィーン! のアンプ音で目が覚めた。
選挙カーの出陣式で起こったハウリング音だった。それではいってきますと聴こえ、我々は起きた。

Qさん号から OS号へテンポよく乗り換える。G氏が二週間の滞在中に撮った写真は 36枚撮りフィルムを35本で膨大で、それを全てローカルの山田写真で現像とプリントしてもらっていたのだった。
受け取ってから長崎ちゃんぽんの店でT先生も来られて食べた。最近の仕事の話をし、アイスランドで噴火があったらしく、海面上昇だ不況だとたいへんだという世知辛い話も。店主のおじいさんの年齢を聞いて驚いた。名古屋に来て半世紀近く。

それから自室にて朝までお別れ会をした。次第に各々がどこかで眠る。畳間に川ではなく、渦状になって。

水曜日, 4月 14, 2010

普通に〜

川沿いの温泉へ友人らと行き、湯に浸かりながらだべる。
日本に五年ぶりのG氏は、最近の言葉遣いをすぐ嗅ぎ取っていて「普通に〜」を自然と使っていた。
それを話すと、無意識に用いている最近のこれは可笑しいとすぐ笑いになる。実際、五年前にはそこまで「普通に〜」は使っていなかったはず。普通に美味しいとか、普通に面白いとか、普通に感動したとか。最近の「普通に〜」は、抵抗感の無い自然な好感触という意味であると思う。
女性へ普通に可愛いねと言ったら、むすっとされたと友人は言った。
受け方はケースバイケースである。普通であることが奇跡だと価値を見ている時代だとも言える。没落することなく普通は立派だという気持ちだ。
日本語の乱れだと目くじら立てるわけじゃなく、言葉遣いに見える気持ちの動きが面白い。それから風呂上がりの後も皆でわざと「普通に〜」を連呼した。

火曜日, 4月 13, 2010

あてもなく

東京行きのバスの荷物置きの棚に、到着時に忘れていたリュックが着払い郵送で帰ってきた。ちょうど帰ってくるのを待ち受けていたかのようなタイミングなのが気分よかった。こんなドジにも優しくして下さったRさんとHさんに感謝。メールを打つ。G氏は本日の夕刻に帰ってくる。間髪入れずの仕事を終えて、少しゆっくりしよう。
二人で「心音 "こころね"」の記録を見た。
G氏に詩を読むときはどんな気持ちの動きをしているかと聞かれ、あてもなく放り投げた言葉を彫り込んでいくんだと話す。それはリアルな会話のようだと彼は言った。

月曜日, 4月 12, 2010

それぞれにとって可能だと思える

起き抜けに雨の不忍池を歩いた。朝湯をやっているという「燕湯」に入ろうと上野まで来たが、月曜はやっていなかった。I氏の個展をやっているギャラリーが休廊していたのもそうだし、我ながら実にドジだ。
不忍池は「しのばずいけ」という音の響きがぴったりくる静かな佇まいであった。周囲の喧噪をよそにという気持ちになって、心洗われた。園内を出るとすぐ下世話なビル街が溢れている。
しかし昨日とは打って変わって凍える寒さで、雨が辛い。不忍池の桜は散っていた。
それから目黒の町を歩いたときも川沿いには提灯が畳まれて積んであり、桜は散っていた。G氏に電話で連絡をくれたBちゃんがやっているお店へ。北欧の雑貨と服でムーミンがたたずむ。

森美術館のエントランスで更にG氏の友人らと待ち合わせ、僕も先日に東京でお会いしたIさんに声をかけ、皆 時間差で駆けつけて来て、森タワーの展望スペースを歩くなかで会う。「六本木クロッシング -芸術は可能か?-」は活気があって面白かった。思慮深く攻めてくる作品が多いように思った。森村泰昌の作品を連日見る。雨宮庸介さんの行為を続ける部屋は個人的に好きだった。観客が傍に立つことも意識される行為になる。ダムタイプの「S/N」が出品されていて、「芸術は可能か?」という言葉を浮かび上がらせた。
風が吹きすさぶ六本木ヒルズを駆け抜け、初めての顔ぶれで食事をした。G氏が繋ぎ合わせてくれた場は、それぞれにとって可能だと思えるものだった。
偶然にもIさんの誕生日で、皆でハッピーバースデーを歌う。
僕だけまたダッシュをかけて深夜バスに転がり込んで寝た。

http://siige.exblog.jp/
http://www.mori.art.museum/contents/roppongix2010/


日曜日, 4月 11, 2010

優しく丁寧な話も横にいる

ほとんど寝ずの東京。G氏と共に朝のバスで出た。彼の友達の面々に合流し、美術館やスポットを巡る。当たり前のことだけれども東京にはたくさんの人が住んでいて、生活が交差しているんだなぁと思う。見学という言葉が気持ちに馴染んだ。
東京都写真美術館にて森村泰昌「なにものかへのレクイエム」を見て、大河を思わせる個人衝動という歴史構造を思う。ビデオに惹かれる。写真は絵のよう。可笑しみと共にある緊張感は知的な圧倒だ。

押上で作られているスカイツリーを見に行った。
古びた商店街の空に、貼り絵のように塔は立っていた。来年の夏にはここが名所となって、テレビはみんな横長になる。ALL WAYS みたくなのは、ツリーじゃなく商店街のよう。もんじゃ焼きではなく、お好み焼きを食べた。

僕自身はリュックをバスに忘れたり、泊まるあての行き違い等々あったが気軽にしていた。北千住に安い寝床を見つけてずっと怖い漫画を読む。優しく丁寧な話を忘れないようにすると、自分を保つ夜になる。

http://syabi.com/contents/exhibition/index-4.html

http://www.tokyo-skytree.jp/
http://www.amazon.co.jp/yamikin_ushijimakun/

土曜日, 4月 10, 2010

花見31th

四月の初めに友人が生まれて、よくストⅡをした。
桜の下を歩いたのは弟のほうがよく覚えていた。
友人と集まって花見。昼に突発 撮影大会、ケーキのちに暗くなったら堤防のまつり。初めての面々で集まって。夜は何時まで食堂にいたろう。嬉しい気持ちで声を迎え合い。

金曜日, 4月 09, 2010

サンプルスプリングじゃあない

結婚式の為に皆集まっていた。
新しい季節の為に皆集まっていた。
ブルーシートが輝くのは気持ちの上からである。
遠巻きに冗談を一人。
セットのような桜でも、下で笑えれば良いって。
プレゼントを放置して仕事を数えた。

木曜日, 4月 08, 2010

また夕食会の帰り

歩きの夜道に、まだ電話ボックスがあって
勝手な家庭菜園が公道に溢れてる。
その上を覆う桜がみんなありにしている。

水曜日, 4月 07, 2010

何も変わらない

久々だけど初めての集まり面子によってガストでデザート。G氏の交友は広く、皆は日常のことを振り返って語った。電池が無くなりかけの iPhone に近くでまた久々の友人が来ているという連絡が入ったので、向かう。乗せてもらった車 OS号には車載 Mac に iTunes、各携帯会社の充電アダプターと 100V 電源は確保されていたが、iPod 用のケーブルが無くてずっこける。自分が持参してきていないのがアカンのやけど。
なんとか足りて辿り着いた友人宅はアトリエ装備のリノベーションスペースで素敵だった。今日、米から日本に着いたというピーター氏と再会。元気そう。共通の友人の結婚式に出席する為で、G氏もそうだ。二人ともそのまま日本に居たよう。そう話す。
向こうの薫製入りチーズが美味しい。帰りも OS号のお世話になった。運転席に画面が四つもあって、そのコクピットぶりはかつてのデジタルブラザーズを彷彿とさせた。やはり何も変わらない。

火曜日, 4月 06, 2010

Translations

友達の友達と、友達と、僕と、先生と、奥さんとで夕食会に招待頂く。

h. eugene さんにプロジェクト作品「 Translations: I Am Black」を聞いた。
自分が以前に Twitter で日本人としてのアイデンティティーを問われて、たまたま日本に生まれたからだというレスに呆れられていたのを思い出す。
黒人にとって黒人とは何かと問われれば、実はそこまで強烈なモチベーションではないのかもしれないということ、もっと自然に身に付いた感覚で、人種という意味が歴史を経て変容している実際のところを炙り出す取り組みであるように思えた。
写真はその声を訳してくれる。

http://heugene.com/

月曜日, 4月 05, 2010

G氏来日

昨晩のライヴで、George ことG氏に久々の再会をした。屈託なく感想を話してくれる。彼の日本語は衰えることなく、いやむしろ更に話せるようになっていた。自分の英語はゆっくり下降線。そのまま皆で帰る足にて、福岡食堂で乾杯。僕の部屋をベースキャンプとして、site seeing を楽しむことになる。福岡氏はライヴが終わっても止むことなく次のイベントなど忙しい様子。僕は新しいシーズンを迎える業務で、作品発表の急務は無い。思えば一月から毎月何らかのライヴをやっていた。昨晩、寝坊で行けなかったと山岡氏に陳謝され、次は来てよね!と答えると、スカッとしましたわ!と気持ち良いことを言われる。ライトでいこう。顔合わせ交流会を経て帰る。G氏と近況話。猫の鬱は初対面同様で そわそわくんくん。

日曜日, 4月 04, 2010

原罪の響きか!

新栄 Live & Lounge Vio にて、「Sound and Affect Vol.1」に PHONO- ELECTOS として参加。

自身の手足にある実験の層が浮かんだ。地球と戦う裸への意識。
言葉も音として、リズムとパイプと裸へ渦巻こう。
免罪符ではなく、原罪の響きか!

http://jinmurata.jpn.org/301/101_information_011_sounda.html

土曜日, 4月 03, 2010

庭で走り回る

青春 18 切符を駆使して大阪へ。寝坊も手伝って滞在時間は四時間ほどだ。なんばのあたりで記憶を辿って串カツ屋を探すが見つからず、老舗風の洋食屋へ入る。オムレツの皿脇に串カツが並ぶ貪欲っぷり。どこも人でいっぱいで、ここもたくさん。H&M とか、ユニクロとか、みんな華やか。それでいて一本脇に入れば雑多な店が入り組んでいるのがなんともパワフル。国立国際美術館の周りはビジネス街で、小ぎれいだけど、駅周りに阪神カラーの串カツ屋を見つける。都市高速への入り口が突然あったりした。美術館で「絵画の庭」を見る。ゼロ年代と呼ぶために広げたブルーシート。小個展形式の部屋を並び回り、これはくたくたになるだろう。庭を走り回っていると若い子から年寄りまで出会った。みんな抱えていたのは絵心。会田誠さんと、O JUN さんの部屋で少し座る。二周目なんですと話す地元の子に会う。駆け出したのは帰りの電車に間に合うためだったけど、それまでも走っていたように感じる。詫間さんも騒動に巻き込ませてしまった。絵心は重くない。スキップするほどの軽さでもなく、止まらずに浮きながら着地する。ホバリングで庭の草は乱れる髪のよう。さほど広くなくても、いろいろやれるように思えたらいい。

金曜日, 4月 02, 2010

周知の事実

いろいろやる君がいて
いろいろやる僕のメールが
後押ししていって、今夜は一人で仕事してるって聞く
誰にも言われないように作っていたいのなら
寂しいなんて言わないように
待つには煙草が要るらしい
待てる場所も減った
いろいろやっている二人だけが
一つのことしかしてないのは、もう周知の事実。

木曜日, 4月 01, 2010

四月の爆音

自室掃除のさなか、埃を被っていたアンプを持ち出して映画鑑賞用にとまた繋いでみる。電源を入れるとボリュームダイヤルを0にしておいたはずなのにドン!と大爆音。電源を繋ぐ前に0だと思ってひねりきってあったダイヤルが、実は逆のマックスのところだったのがまずかったのではないか。
ゆっくり電気がひけるまで馴染ませないといけないのかもしれないとイメージめいた判断をして眠らせることにする。
しばらく経ってから試すものの、またドン!と来る。猫の鬱が飛び起きた。怖くて、もう使えない。爆音で全身の細胞が目覚めたみたいだ。体に悪い荒療治。ヘッドホンで試そ。